EDはオジさんの病気じゃない!?勃起不全になってしまうワケ
EDはペニスへの血流が悪くなることで発症するので、年齢に関わらず誰でも起こる可能性があります。
そのなかでもEDの原因は身体的なものと精神的もので大きく2つ。
身体的な理由 | 年を重ねるごとにリスクが大きくなる |
精神的な理由 | 若い人でも発症しやすい |
それぞれの原因と特徴について解説していきます。
根本的なEDの原因
EDの原因は大きく分けて2つですが、どちらの場合も血流の低下が根本的な原因。
血流低下からEDになるしくみを簡単に説明すると以下のようになります。
【EDになってしまう流れ】
↓
ペニスの血管が収縮してしまう
↓
ペニスの筋肉細胞が委縮してしまう
↓
勃起がしづらい、できない
EDは放置しても良くなることはないので、症状が悪化する前に治療を始めましょう。
身体的な原因の例
EDの原因で最も多いのが身体的なものですが、具体的にどんな理由から起こるのか?それを解説していきます。
生活習慣病
EDになったら生活習慣病を疑えといわれるほどで、生活習慣病はEDと密接な関係があります。
糖尿や高血圧、脂質異常などの生活習慣病は動脈硬化を引き起こして血流を悪くするため
自覚症状はなくても、実はすでに発症していることも…。
生活習慣病の症状をチェックしてみて、自分に当てはまるものが無いか確認してみましょう。
>>生活習慣病の症状/厚生省
神経系術後の障害
勃起のしくみ上、脳神経など神経系の手術後にEDを発症することも。
勃起のしくみを分かりやすく説明すると以下のようになります。
【勃起のしくみ】
↓
脊髄を通ってペニスへ刺激が伝わる
↓
ペニスへの血流が促され勃起しやすくなる
神経系に障害があると、脳が刺激をキャッチできないもしくは伝えることができなくなります。すると勃起障害を起こしてしまう原因に。
もし思い当たる場合、術後の後遺症がないかどうかを病院で確認してみましょう。
精神的な原因の例
若い人は代謝や免疫力がいいことから、身体的なパターンのEDを抱えることは多くはありません。
しかし職場の人間関係や付き合いから発症する精神的なパターンのほうが多く、自分はまだ若いからとEDを自覚できないこともあります。
性的コンプレックス
「ちゃんと女性を気持ちよくさせられるか」
「興奮しても緊張で勃起がうまくできない」
といったように、セックスに対する不安や心配などでEDを引き起こしてしまうことも。どうしても経験が少ないと自信がつかないものです。
仕事での不安や挫折
最近は手取り14万円というワードがトレンド入りしていますが、将来への不安や理想と現状のギャップに悩みを抱える若い人が多いのも事実。
そんな間接的な理由からもEDを発症する可能性があるので、EDに年齢はほとんど関係ないことが分かります。
こんなことでもEDになる
日常の悪いクセや、悪いと自覚していない行動でもEDを引き起こすことがあります。
一般的な原因ではありませんが、どんなに理由を探しても当てはまらないという方は参考にしてみてください。
間違ったオナニー
AVの見すぎや、過度な刺激によるオナニーは、EDを引き起こしてしまう可能性があります。
【AVの見すぎ】
このように、現実のセックスとのギャップを感じ、勃起がしづらくなってしまうというもの。
【過度な刺激のオナニー】
オナニーは手の圧迫が強く、実際のセックス以上の刺激があります。それに慣れるとオナニー以外では勃起がしづらくなってしまうことも。
オナニーはセックスのためのトレーニングとして捉え、ほど良い刺激で行なうようにしましょう。
自転車の乗車
具体的な研究データは少ないのですが、可能性として挙げられるのが自転車。
自転車はサドルに股を乗せることによってペニスが圧迫され、血流を悪くしてしまいます。
また、暑さやペダリングによる発汗でムレるので、頻繁に自転車を利用する場合は要注意。
原因を知った後のアクション
思い当たる原因を探すことでより効果的なED治療ができます。
たとえば最も身近な生活習慣が原因であれば、健康づくりで大きく改善できるので、ED治療薬の力を借りながら効率的に治療を行っていきましょう。